環境先進国ドイツがこだわるオーガニック

ドイツはオーガニック先進国?

毎日の暮らしの中で、オーガニック製品を使用して、オーガニックの良さを体験することは多くあります。オーガニックコスメ、オーガニックワイン、オーガニックコットン、オーガニックハーブ・・・などいろいろ手にして試してきました。
その中で感じたことは、「優秀なオーガニックコスメやオーガニック製品は、ドイツ製に多い!」ということ。

その理由は、オーガニックコスメやオーガニック製品に対する厳格な基準を、早くから設けてきたという、ドイツならではの背景があります。
ドイツには、世界中の女性から支持されるオーガニックコスメ・ブランドが生まれています。「ドクター・ハウシュカ」、「ヴェレダ」、「ロゴナ」、「タウト ロッフェン」、「マルティナ」、「アンネマリー・ボーリンド」・・・など数多くの有名なブランドが揃い、どの製品にもオーガニック認定機関の厳しい基準を 満たした証である、オーガニックマークがつけられています。
「ドイツでオーガニックと認定されている製品だから、間違いはないだろう」という安心感が持てるのは、ドイツ製ならではのような気がします。

「オーガニックコスメ」については、日本にはまだオーガニックコスメを認定する基準を作る動きがないため、オーガニックコスメの認定を得た商品は存在しませんが、オーガニックコスメに対する厳格な基準のあるドイツでは、数多くのオーガニックコスメ・ブランドが揃います。
このようにドイツは、早くから独自のオーガニック基準を定めて審査する有機認証団体がオーガニックの認定を行ってきました。ドイツがオーガニック先進国といわれるのも納得です。

ドイツの認定制度

日本にオーガニック認定制度(JAS制度)があるように、世界各国にも同等の制度を持って、オーガニック認定している国は多くあります。
ヨーロッパでオーガニック製品の基準を示した法律は、1991年に告示されたEUのエコ食品法令です。この法律では、オーガニック農産物の「生産」「加 工」「輸入」「検査」について基準が定められており、基準を満たさない製品をオーガニックと称してヨーロッパで販売することは禁止されています。
オーガニック先進国として知られるドイツには、この法律以外にも、さまざまな有機認証団体がそれぞれ独自の生産基準や認定基準を設けて、認定を行っていま す。EUのエコ食品法令は、もともとドイツの9団体の自主基準をモデルにして作られたものなのだそうです。それだけ、ドイツの認定制度は、しっかりとした 内容だということを物語っていると思います。
ドイツのオーガニック生産物は、こうした団体の監視体制が徹底されて、品質の高さを維持しているのです。

ドイツの主な有機認証団体を紹介してみます。

◆BDIH/ドイツ化粧品医薬品商工連盟
◆Demeter(デメター)
◆ECO CONTROL(エココントロール)
◆NEUFORM(ノイフォルム)
◆BioLand(ビオランド)

ドイツではハーブは医薬品

ドイツやオーストリアなどでは、ハーブは医薬品としても使用されています。ハーブの中でも、有効成分が科学的に証明されているハーブを、メディカルハーブと呼びます。ドイツでは、風邪や消化不良、精神神経疾患の治療まで、メディカルハーブが取り入れられているようです。

ドイツで医薬原料のハーブを栽培しようとする場合は、農家は栽培予定の土地が過去3年 (実際は5年~10年程度)農薬を配布していないことなどの証明が必要です。また、栽培許可が下りてからは、厳しく指定された栽培方法でハーブを栽培しな ければならないルールがあります。

このように、人の心や体にとって、ハーブは有効に働きかける力をもっているといえるようです。
オーガニックハーブを採用し、ハーブの力を生かして作られるドイツの「オーガニックコスメ」などは、やはり効果にも期待できて、安心安全なコスメとして、個人的にも注目したいアイテムです。