危険な保存料と安全な保存料の違いを知ろう

化粧品には保存料はいる?いらない?

一般の化粧品は、防腐剤や保存料が配合されているものがほとんどですが、その防腐剤や保存料のほとんどは化学合成物質で、肌にトラブルを起こしやすいことが知られています。

防腐剤や保存料を全く使用しない化粧品は、肌トラブルになりにくいというメリットがありますが、化粧品の中身が傷みやすいというデメリットがあります。
化粧品は、毎日フタを開けたり、手に触れたりするものですから、そのたびに化粧品は空気や雑菌のある手に触れることになります。菌が防腐剤や保存料のない化粧品の中に入ると、その中で繁殖し続け、化粧品の安全性や品質が保てなくなってしまいます。 特に、天然成分を使用したオーガニックコスメ、自然派化粧品などは、成分が自然由来のために腐りやすい性質があります。

化粧品の安全、衛星のためにも、化粧品には適度な防腐剤・保存料があったほうが良いといわれています。

認定機関の保存料の基準は・・・?

ドイツのオーガニック認定機関であるBDIHは、「保存料としては自然由来と同等の、自然成分を模して合成された成分は許される。たとえば安息香酸、サリチル酸、ソルビン酸、ベンジルアルコールなどがこれにあたる」という基準があるようです。
またフランスのオーガニック認定機関であるエコサートは、「保存料として認められるのは、安息香酸、蟻酸、プロピオン酸、サリチル酸、ソルビン酸、ベンジル酸。加工原料は0.5%までのパラベンならびにフェノキシエタノールで保存可」という基準があります。
このように、商品の安全性や品質を維持するために、必要最小限の石油合成成分の保存料の使用を認めている基準もあるようです。

また、オーガニックコスメとして認定されている製品には、「天然保存料」として防腐効果のある植物エキス、ハーブエキス、天然成分を配合しているものもあります。
防腐効果のある植物・ハーブエキスとしては、「ローズマリーエキス」「グレープフルーツエキス」「天然エタノール」などがあります。
保存料や防腐剤として植物エキスやハーブエキスを使用している場合、これらは天然成分ですので、パラベンやフェノキシエタノールなどの化学剤と比べると、消費期限は短くなります。また気温の急激な変化や湿度に敏感で腐りやすくなるので、長期の常温保存は避けて冷蔵庫に保存することが必須となります。扱い方には注意をしましょう。