使用を避けたい化粧品成分10種

自然派化粧品、選び方のコツ

化粧品の成分にこだわり、自然派化粧品で美しい肌を目指すなら、避けたい成分があります。
宣伝コピーに「自然派」「無添加」「ナチュラル」「オーガニックコスメ」という言葉が踊っていても、化粧品の成分表示を確認して、避けるべき成分がないかチェックしてみましょう。

「自然派」「ナチュラル派」と謳った化粧品の中には、多くの化学物質の中に、微量の「天然」成分を配合しているだけの製品も見られます。この場合、ラベルの成分表には、上位に化学成分名が連なり、リストの最後の方にようやく天然成分名が紹介されます。成分表をみて、天然成分が上位を占めている製品を選ぶことが大事です。
また、天然成分が配合されている化粧品でも、危険性のある成分を配合している製品は避けた方がいいでしょう。ここでは、そんな「使用を避けたい成分」を紹介していきます。

オーガニックコスメ、自然派化粧品にこだわりたい人は、エコロジーにもこだわってみましょう。
化粧の容器はプラスティックではなく「ガラス製」を選んでほしいと思います。リサイクルできる素材(ガラス製)のものを選んだほうが、エコロジーという点で環境への悪影響を減らすことができます。化粧品の箱や小さなボール紙も古紙回収でリサイクルが可能です。

自然派化粧品で避けたい成分10種類!

◆合成色素(タール系色素)
化粧品の色付けに使用されています。合成色素(タール系色素)には、石油を原料とした成分が配合されています。中でも合成色素の数種類には、アレルギーを起こす危険性、黒皮症(皮膚に黒褐色の色素沈着が起こる病気)を起こす可能性、そして発ガン性があると指摘する専門家もいます。
特に、合成色素の中でも「赤色6号」「緑色6号」は避けましょう。

◆DEA、MEA、TEA
DEA (ジエタノールアミン)、MEA (モノエタノールアミン)、TEA(トリエタノールアミン)といいます。これらの物質は、化粧品のpH調整のために使用されます。
これらの成分は、アレルギー反応を引き起こすことがあります。また、目にしみる、髪のぱさつき、肌の乾燥の原因にもなります。長期間体内に吸収されると、有毒になることも指摘されています。

◆ホルムアルデヒド(メタナール)
マニキュアやネイル強化剤など、多数の化粧品に使用されています。皮膚障害を起こすことが多く、長期使用した場合、深刻な副作用を指摘する医師もいます。
ホルムアルデヒド系の成分として注意したいものは、イミダゾリジニル・ウレア、ジアゾリジニル・ユレア、2-ブロモ-2-ニトロプロパン-1、3-ジオール、DMDMヒダントイン、クオタニウム 15などがあります。

◆合成香料
化粧品に使われている合成香料は、一つの香りを作るのに何種類もの化学物質を調合して作ります。多いものでは200種もの化学物質が含まれている合成香料もあるそうです。そして成分の多くが石油から作られています。
合成香料の個別表示は義務づけられていません。
めまい、皮膚への刺激(かぶれ)、色素沈着を引き起こす可能性があります。また、「無香料」と謳われていても、原料の臭いを化学薬品で消している場合もあります。「天然香料」「エッセンシャルオイル」の香り成分を生かした製品を選ぶといいでしょう。

◆イソプロピルアルコール
石油原料の抗菌性溶剤です。

◆メチルパラべン
化粧水や乳液など、化粧品では最も多く使われている防腐剤のひとつです。パラベンとは石油系化合物で「パラオキシン安息香酸エステル類」といい、メチルパラべンのほかにもブチルパラべン、エチルパラべン、プロピルパラべンなどがあります。
これらの成分は、敏感肌を刺激します。人によっては湿疹、じんましん、接触皮膚炎、アレルギーを起こす可能性があるとして、厚生省から指定されています。また環境ホルモンの疑いが出ている化学物質です。

◆メチルイソチアゾリンオン
殺菌・防腐の目的で使用されます。アレルギー反応や皮膚への刺激を起こす可能性があります。

◆パラフィン
油性原料として、クリーム、ファンデーション、アイシャドウ、アイブロウ、口紅、脱毛剤などワックス・・・など、多くの製品に配合されています。石油か石炭から作られています。

◆プロピレングリコール
水以外では、化粧品でもっとも多く使用されている保湿成分です。化粧品、洗剤、シャンプー、ベビー用品などで多く使われています。ほとんどは石油から作られたものを使用しています。
アメリカ厚生省の報告によると、皮膚炎の原因になることや、取りすぎると赤血球の減少、肝臓、腎臓、心臓、脳への傷害を招くということです。

◆ラウリル硫酸ナトリウム
洗浄剤や乳化剤として使用されます。脂肪を取り除く作用が強く、皮膚を乾燥させ、刺激します。肌が乾燥すると肌が弱まり、他の化学物質を吸収しやすくなります。また、多くの化学物質と混ぜ合わせると、強力な発ガン性をもつニトロスアミンを生成することがわかっています。動物実験では、受精卵の死亡が報告されています。

(参考:本「オーガニック美容法」)