子供のころから良い野菜を食べよう!

子供の野菜嫌いを克服する方法は?

小さいうちから良い野菜を食べよう!子供の頃の野菜嫌いを克服しないまま成長すると、大人になっても野菜が苦手という人は多いと聞きます。子供の頃から野菜を食べる習慣を付けることで、大人になってからの偏食をなくせるといえるでしょう。

種類によって異なりますが、野菜には多くのビタミンやミネラルが含まれており、野菜を摂ることで、子供の健康や成長に関わる必要な栄養素を摂取でき、病気に対する免疫力をつけることができるようになります。
小さい子供は野菜嫌いになることが多くありますが、工夫をしてでも野菜を食べさせたいものです。

野菜嫌いの子供のために、野菜が入っているのが分からないように、野菜を小さく刻んで混ぜて料理をする方法などがあります。生野菜のサラダは、子供には味も食感も悪いので、小さい子供には加熱した野菜を工夫して食べさせてみるといいでしょう。

また、子供と一緒に家庭菜園などで野菜を育てて、成長した野菜を料理して食べるといった方法も、野菜を食べるようになる方法として紹介されています。自分で種を植えて、話しかけながら育てる野菜は、子供にとっては特別なようです。
また、子供への「食育」活動などで、「野菜を食べると風邪もひかない」「野菜を食べるときれいになる」という話や、「体をつくるのは食べ物」という話を聞くことで、少しずつ野菜の大切さを理解できるようになって食べられることもあります。
お母さんと子供が一緒に料理を作り、子供の野菜の皮をむかせたり、野菜を切ったりするお手伝いをさせることで、野菜に愛着が出てくることもあります。

こうした食育的な試みが、子供のころの野菜嫌いを克服するのに役立っているようです。

子供のうちから良い野菜を食べさせたい理由

日本の野菜の栄養素が低下しているという報告があります。
「日本食品標準成分表」は、食品可食部100g当たりの食品成分の含量などが示されているものですが、1982年(昭和57年)の「四訂日本食品標準成分表」と、2000年(平成12年)の「五訂日本食品標準成分表」を比較すると、野菜の栄養素に大きな変化がみられることがわかります。
たとえば、ほうれん草100g中のビタミンCは、「四訂:65mg 」→「五訂:35mg」、小松菜は「四訂:75mg」→「五訂:39mg」となっていて、ビタミンCが約半分に減っていることがわかります。他の野菜についても同じで、ビタミンやミネラルの栄養素が著しく低下していることがわかります。

野菜の栄養素が低下した背景には、化学肥料を使う農業が原因にあげられるといわれています。
自然堆肥を使う土壌には、微量なミネラルがたくさん含まれています。でも、農薬や化学肥料などをたくさん使用すると、土壌が疲れてしまい、土壌からミネラルなどの貴重な栄養分が減ってしまいます。すると、作物に栄養が吸収されなくなり、栄養価が低い野菜ができてしまうのです。

このような野菜の栄養低下を補うためには、
*有機栽培のオーガニック野菜を食べる
*旬の野菜を食べる
という方法があります。

有機農法は、土壌の中に住む菌類や微生物などの力を利用して、野菜を栽培します。土壌中の菌類などが堆肥を分解し、それによってできたミネラル類などの微量成分が野菜に吸収されるため、栄養価の高い、旨みのある野菜が育ちます。
また、赤ちゃんや小さい子供は体が小さい分、農薬などが体内に入ると、それを解毒する力が弱いため、子供の安全を考えると、できるだけオーガニック野菜を選んで食べさせたいものです。
また、旬の野菜はその他の季節に比べて、味も栄養価も一番充実しています。

野菜からしっかりと栄養を摂るためには、できるだけ有機栽培のオーガニック野菜や、旬の野菜を食べるのがいいのです。
小さい頃から、こうした栄養価の高い野菜を意識して食べさせることは、子供の成長においても良い影響を及ぼしていくはずです。