日本の伝統食から学ぶこと

3月11日に起きた東日本大震災より約1ヶ月が過ぎようとしています。
地震、津波、停電、放射能…。
人的被害に加えて、土壌汚染、水質汚染、空気汚染へとかたちを変え、その傷跡はいまだ深く、
私たちの心にも深い影を落としているのではないでしょうか。

今回、多くの農家が甚大なる被害を受けたと聞きます。
オーガニックライフ編集部としても、真摯に取り組まれてきた方々の想いを考えると
いたたまれない気持ちでいっぱいです。

そこで、日本の生産者を応援する気持ちもこめて日本食について改めて見直してみました。
なかでも、古き良き時代から受け継がれてきた伝統食にスポットをあててみようと思います。

放射能の排泄作用を高める!?

有名な話ではありますが、
長崎原爆の被災地では医者が玄米や味噌を中心とした食事で
患者を治療したといいます。

特に玄米の米ぬかに含まれる成分には、
ダイオキシンや化学物質などを排泄する効果が!
また、味噌、醤油、納豆、ぬか漬けなどの発酵食品にも毒性物質を解毒する働きがあります。

いきなり、玄米を食卓に取り入れるのが難しいという方は、
まず味噌汁を丁寧に作るところからはじめてみましょう。
だしを昆布でとり、季節の野菜を具材にたっぷり入れる。
野菜が手に入らなければ、海藻類(ひじき、昆布、のり、ワカメ、あおさなど)もいいですね。
梅干やぬか漬けを添えて…。

こうした食事は、放射能の排泄作用を高めると同時に、体の免疫力をも高める働きがあります。
日本の土壌で培われた発酵文化は、放射線被爆先進国である日本人の身体をも守ってくれるのです。

よく噛むことで体内解毒にも!

まず、食べるときのポイントをひとつご紹介します。
よく噛むことを意識してみましょう。
唾液には解毒、殺菌、修復を促す様々な酵素が含まれています。
よく噛むことで唾液が分泌され、体内解毒にもつながりますよ。

日本人として、また、日本で生活する私たちが出来ることの1つとして、
この機会に日本食を改めて見直してみてはいかがでしょうか。

最後に、今回の災害で亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、
被災された方々が安心して眠られる環境が一日でも早く整うことを
オーガニックサイト編集部一同、心より願っております。